CSR・SDGsへの取り組み
化学物質規制に関する取り組み
当社は、2024年4月より施行された化学物質の使用や管理に関する新たな規制に対応するために、化学物質の安全な使用と管理に責任を持ち、従業員の健康と環境の保護に努めています。
化学物質のリスクアセスメントと安全対策
当社では、化学物質のリスクアセスメントを定期的に実施しています。リスクアセスメントとは、化学物質の危険性と暴露の可能性を評価し、リスクの程度を判断することです。リスクアセスメントの結果に基づいて、必要に応じて安全対策を強化しています。例えば、高リスクの化学物質については、使用時には適切な保護具を着用するよう対策を講じています。
化学物質の使用量や種類の把握
当社では、化学物質の使用量や種類を定期的に調査し、用途、使用部署、使用量、保管場所、廃棄方法など化学物質の使用状況を把握し、規制対象物質の取り扱いを適切に行っています。例えば、化学物質の使用量を削減するために、代替品の導入や使用方法の改善を検討しています。また、化学物質の保管や廃棄については、法令や規則に従って安全な方法で行っています。
化学物質に関する教育
当社では、化学物質の種類や使用状況に応じて、教育を行っています。化学物質の基礎知識や危険性、安全対策などを教育し、化学物質を使用する従業員は、取り扱い方法や事故防止適切に使用します。化学物質管理者は、使用量や種類の把握、リスクアセスメントの実施、安全対策の計画と実施、教育を行います。
環境配慮への影響とSDGsへの関連性
化学物質規制は、環境保護や持続可能な開発目標(SDGs)に関連する重要な要素です。化学物質の使用や排出は、環境に悪影響を与える可能性があります。化学物質規制は、このような危険性を減らすことを目的としており、環境への配慮を重視しています。また、化学物質規制は、以下のSDGsと関連しています。
GOAL 3:すべての人に健康と福祉を
物質規制を遵守することにより、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染を防止し、従業員や近隣住民を含むすべての人々の身体への影響を最小限に抑え、健康を守ります。
GOAL12:つくる責任つかう責任
化学物質規制を遵守することにより、製品の製造工程において、環境上適正な化学物資質や廃棄物の管理を実現し、健康や環境への悪影響を最小化します。適正に管理された製品を使うことで、製品ライフサイクルを通じて化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を削減することができます。