【開きやすくてストレスフリー】PUR製本で冊物を作ろう
PUR製本とは…
従来の一般的な製本糊である「エチレン酸化ビニル系接着剤(EVA:通称“ホットメルト”)」に代わり、接着強度の高い「反応性ポリウレタン系ホットメルト接着剤(PUR)」を使用した製本方法です。
従来方式に比べて、強度と耐久性に優れ、広開性も良く、見開きもデザインを気にせずきれいに表現できるなど、さまざまなメリットがあります。
当社では、最新の高速自動無線綴じ機ライン「アレグロ」の導入により、高品質・高速・量産に対応したPUR製本サービスをご提供いたします。
PUR製本の特長
抜群の耐久性
PUR糊は、強度が強く、接着性・柔軟性が高いため、長期にわたって使用され、激しく開閉される本や冊子にも最適です。
▼下記のような冊子にピッタリ!
●教科書
●カタログ
●事典 など
ノド元まで大きく開けて読みやすい!
PUR糊は 柔軟性が高いため開きがよく、ページ数が多くても読みやすい仕上がりになります。
ノド元まで開きやすいためにコピーがしやすく、影も映りません。
紙面が完全に開けるため、片方の手で冊子を押さえなくてもそのまま書き込むことができます。
作業をしながら本を見たい方や、綺麗に冊子のコピーをとりたい方、本や冊子に書き込みたい方にオススメです!
▼下記のような冊子にピッタリ!
●レシピ本
●楽譜
●参考書
●ノート、テキスト、手帳 など
見開きの絵柄もきれいに!
PURではインキ溶剤にも強く、従来型のEVA製本のように接着剤と印刷インキとの化学反応による接着強度の低下や紙シワの発生を気にする必要がありません。
接着面となるノド元まで印刷しても問題がないため、ページを大きく開いても見開きの絵柄をキレイに見せることができます。
ノド元部分の絵柄までよく見えて、デザインの自由度も高いため、見開きのデザインやビジュアルが多くある写真集やカタログ、絵本のような冊子にも最適です!
温度変化にも強く保管がしやすい!
PURはマイナス50℃~プラス80℃程度の環境下でも製本状態を維持できます。
夏場・冬場の屋外の車内への放置、エアコンのない倉庫に保管しても接着剤が溶けたり割れたりする心配がありません。
変質・劣化が少ないため、保管がし易く、丈夫で長持ちする冊子をつくることが可能です。
環境に優しい!
従来の製本用接着剤は、不純物として古紙リサイクルの障害になっていました。
しかし、PUR製本の接着剤は、一度固まると高温の環境でも溶けないので、古紙回収においてパルプと100%分離が可能です。
そのため、日本印刷産業連合会の古紙リサイクル適正ランクリストで、最高のAランクに分類されています。
当社のPUR製本の事例
自社商品である「新潟手帳」のほか、図録や写真集など様々な製品にご活用いただいております。
【PUR製本の実例】
●(一社)日本住宅協会様/『住宅セーフティネット必携』
●Negicco Nao☆様/『nanohana*book』
● 十日町市博物館友の会様/『十日町市の縄文土器』
● 北越メタル株式会社様/『統合記念写真集』
製本コストを減らしたい、ページ数が多い冊子でも開きやすく、読みやすい本を作りたいなど…製本に関するお困りごとがありましたら、まずはお気軽にご相談ください!